運河の水辺空間とLRTを活かしたまちづくりに取り組む富山市議会議員・松本弘行のWEBサイト

感動したこと

R0010334.jpg歳を重ねると心を動かされることが少なくなってきます。が、最近いくつかそのような場面に出会いました。

近江八幡の水郷

地元の人たちを対象に「ふるさと講座」の現地視察で、近江八幡の水郷を訪ねました。東の潮来と並んで西を代表する水郷です。2006年に国の重要文化的景観の第一号に指定されています。

手漕ぎ舟に分乗し約1時間半、八幡堀を出ると一面の葦はら。うなぎ、鮒捕りの仕掛けがあったり、水鳥が横切ったり、一切の雑音が聞こえません。船頭さんの訥々としたしゃべり口も舟旅にふさわしいものでした。

風景といい、時代離れした動きといい、私たち日本人が根っこに持っていた気分を呼び覚ますものでした。わが国の美称「豊アシハラ、ミズホの国」原初日本の各地にこのような風景が満ちていたに違いありません。

「なにも聞こえない、ゆったりと過ぎる時間。しあわせなひと時でした」下船された初老の女性の言葉が、一同の感想を代表していました。

水辺の活用策 県と市が協力

松川、いたち川、富岩運河の水辺活用は、今後の富山市の観光誘致を左右する課題です。

河川行政は県の所管ですが、両者の協力体制ができれば、地上とは隔絶した水辺空間を演出できます。これは歴史遺産施設を売り物にする金沢、高岡が持たないわが市の強みです。

9月議会で、富岩運河の船運航についての質問に答えて、市と県が分担協力して来年度より社会実験をするとのことです。詳述は別機会にお伝えします。

ライトレールと富岩運河の船の循環。私が長年言い続けてきたことが、実現に向かいます。

大切な視点

議会質問は、市民の意見を集約し、全市的な見地が必要なことは言うまでもありません。が、議員の個性によって質問内容が多彩です。

駅舎のトイレとバス停のベンチ

富山市は、公共交通を軸にしたコンパクトなまちづくりで全国の注目を集めています。これは、マイカー中心から町なかの移動を公共交通へと、いわば超高齢化を見据えたクルマ社会への挑戦です。

JR、ライトレールのトイレ、ベンチなどの休憩施設は整いつつありますが、富山地鉄の駅舎やバス停ベンチは手が届かないのが現状のようです。

ある議員の質問で、地鉄駅舎のトイレ整備やバス停のベンチ設置に、行政も手を貸してゆくという答弁を得ています。

いつもながらこの議員の質問は、現状を確かめるという徹底した現場主義で説得力があります。議員活動の原点であることを忘れてはなりません。

投稿者 松本弘行 : 2008年09月19日 11:45