運河の水辺空間とLRTを活かしたまちづくりに取り組む富山市議会議員・松本弘行のWEBサイト

地域医療の現状

T20080622201.jpg
市議会自民党福祉部で、大都市圏の千葉市、福島県のいわき市に地域医療の現状を視察。
千葉市は人口94万人、東京に隣接して千葉医大を中心に安心できる医療圏かと思っていたら、さにあらず富山市と同様、産科、小児科などの医師不足に悩んでいました。

救急医療体制は、独立したセンターはなく、西部地区にある市立病院が、市より委託をうけた医師会で運営。富山市も救急医療センターの老朽化で、高価な診療機器の有効活用を図るため、富山市民病院に併設との構想も仄聞しています。救急医療体制そのものが公立病院に集中していくのかもしれません。

いわき市。かっては常磐炭鉱で栄えた町。県都福島市や郡山市から見れば、人口は多いが広さでは富山市とほぼ同じ。海岸に面していても中山間地をかかえて、医師不足の悩みは深刻。市でできる努力を、と東京、北九州市に医師就職募集を開催するとのことでした。

急速に進む高齢化で医療需要が増すのは必然。医療費抑制のため医学部入学を縮小してきたことに一因があります。折りしも、国の検討会では医師養成を10年間で現行の1,5倍にという提言がされました。それにしても、勤務医の過重な仕事振りは、開業医に比べて平均1,5倍も問題です。医師不足解消にメドがついても、コンビニ受診など医療を受ける者の自覚もふくめて、救急医療のあり方や医療全般に関心を向けなければなりません。

富山市の救急医療センター設立は30年前(昭53)。当時は最先端と思われます。医師会はじめ先人の努力に改めて敬意を表します。金沢はじめ主要都市へ医師の就職募集活動も実施。国内を見て、富山市は医療・福祉分野でも先進地であることに誇りを持ちました。

投稿者 松本弘行 : 2008年09月01日 09:32