3月議会の代表質問から
3月議会は、当局から出される新年度予算を審議し、各会派の代表質問が認められています。初日の3会派(4名以上=自民、民生ク、公明)の質疑から。
【問】中心市街地はどうなるのか
【答】富山市は都心地区の商店街が、西町・総曲輪周辺と富山駅周辺に二極化している。平成26年度で北陸新幹線が開業し、富山駅が高架になれば、駅周辺にますます商業の集中が予想される。
この対策として、国の中心市街地活性化基本計画認定にもとづき、まちなか再生事業や公共交通の活用策を精力的にすすめていく。
【私見】約1キロ離れた二つの核の一体化には、市電の大手町ルート環状線化と回遊性をたかめるために城址公園の抜本的な改造が考えられます。
薬業関係の資料館設置や国際会議場から松川へ船で遊覧できるよう西側壕を広めるなど、まちなか観光の拠点として魅力をたかめるべきです。
【問】連続立体交差事業(富山駅の高架化)のスケジュールは
【答】北陸線在来線の仮線設置工事は、平成20年度に下り線、21年度に上り線の切替え、26年度末に北陸新幹線の完成にあわせて上り在来線と高山線の高架化が完成。そのあと下り線を高架化するので、最終的には新幹線開業後2、3年後の予定。
【私見】ライトレールと市電(環状線)の接続は、早くなっても10年後になります。
【問】並行在来線問題の見解と今後の対応は
【答】最もきびしい見積りでは、10年間の累積赤字は254億円。JRからの鉄道資産の無償譲渡、運賃値上げ、貨物線路使用料の見直し、人件費削減などを行っても10年間の累積赤字21億円強。
市としては、存続を前提に「富山県並行在来線対策協議会」に積極的に参加し、新駅の設置や駅前広場、駐輪場整備、沿線の居住をすすめるなど、沿線のまちづくりを一体的に推進する。
【私見】存続には運賃値上げが必須。それでも全国的に並行在来線の成功例はないようです。城端、氷見線もふくめた県内の公共交通体系の見直しが必要と思われます。
【問】松川・いたち川の水辺をいかした活用策は
【答】懇話会では、松川から富岩運河を経由して岩瀬への船の運航や、水位を安定させ水辺散策路を整備し店舗や憩いの施設を設けるなどの提言がある。河川管理者の県とも十分に協議しながら将来を見すえた計画を立てていきたい。
【私見】松川の現状で最大の問題点は、右岸中心部の下水道が家庭汚水と雨水が分離されない合流式であることです。大雨時には、処理しきれない汚水が流れこみ、水位も安定しません。この解消法として松川の地下に巨大水槽を埋設し、一時的に貯留することが検討されています。
米サンアントニオは、半世紀以上の年月をかけながら今日に至っています。管理者の県と意見調整しながら、観光富山の目玉に育てなければなりません。
投稿者 管理者 : 2008年03月10日 09:18