師走入り
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12月に入ると、とたんに気ぜわしさを感じさせるから不思議です。寒さに加えて石油の値上がりで、不安な年末になってきました。12月議会が始まり、質問を通した関心事をお伝えします。(左写真 運河天門橋上のクリスマスツリー)
農業問題
戦後の生活習慣を大きく変えたものは、いうまでも無く欧米の合理的な考え方です。
なかでもモノづくりの効率化は、工業面で欧米に太刀打ちできますが、農産物では国際社会で大きく遅れました。国土の7割が山林というおおよそ大規模農業ができない地形によるものです。
今年4月から政府は、農産物で国際競争力をつけ自給率を高めようと、大規模化に手をつけはじめました。わが国の食料自給率が4割といっても殆どが米であり、しかも高い関税で守られています。山間地農業は、治山治水など環境保全と切り離せないこともありますが、農業全般に過度な保護もあったようです。
ムダを無くし、必要なところに手当てしようというグローバル化の波は、遅れていた農業
にも及んできました。
教育問題
資源のない日本がこれだけ豊かになれたのは、国をあげて人づくりに力をそそいだ賜物です。維新開国後も大戦後も乗りきりましたが、最近は怪しくなってきました。
世界の57カ国が参加する高校生の学力調査結果がわかり、波紋が広がっています。特に科学的応用力が、香港、台湾のアジア勢が健闘するなかで前回2位から6位へ大幅に後退。総じて、理系の学力が低下しているようです。
学力だけでなく、マナーや公共心という世界に誇れたバックボーンがゆらいできています。
医療問題
思えば半世紀前に、日本人のこんな長生きを想像できたでしょうか。私の小学生のときは、60代のひとは珍しく、果たしてあの歳になれるのかしらと思ったものでした。
原因は、戦争がなく、衛生環境や栄養の充実にくわえて、医療の進歩と皆保険制度にあることはいうまでもありません。
医療費や年金は国の分野ですが、市民病院の運営やサービス体制、75才以上の後期高齢者医療制度は自治体の所管なので、日頃の健康に関わりのある医療問題が、いままで以上に関心が持たれてきました。
運河の水景
富岩運河は、来年度でほぼ整備が終ります。運河周辺のイベントも四季多彩になってきま
した。秋に電動ボートで遊覧の運行実験した反応も上々のようです。運河に対して市民の親しみが薄いのは、過去のドブ川イメージと現在のダイオキシン沈殿物が重なるからです。県は運河の汚泥対策に本腰を入れ始めました。
北陸新幹線の開通時には、なんとか運河周辺が富山市のカオになって欲しいものです。
投稿者 管理者 : 2007年12月11日 09:31