運河の水辺空間とLRTを活かしたまちづくりに取り組む富山市議会議員・松本弘行のWEBサイト

6月議会の注目点

G8サミットのテーマは、経済や紛争でなく温暖化という環境問題でした。国内では年金問題で大騒ぎになっていますが、地球環境の悪化は次代にかかわるだけに目を離せません。私の地元でも学習会のテーマに選び、多くの参加者を得ています。

スーパーカミオカンデ
学習会で環境のテーマとあわせて、神岡町の「宇宙素粒子研究施設(スーパーカミオカンデ)」を見学しました。ニュートリノという極限の素粒子の話なので、若い研究生のかみ砕いた説明を聞かされても結局分かりません。ただ、鉱山の奥深く巨大な地下施設に最新鋭の観測機器がそなえられていることに皆驚いていました。

建設費100億円の施設が私たちの生活にどうかかわりがあるのか、の疑問に科学者は明快に答えていました。「二酸化炭素も発見当時は環境に影響なしと見られていましたが、それを弛ゆまず研究していたことで今日の環境科学の進歩があります。宇宙・自然のナゾに挑戦することは、いずれ地球・私たちの生きることに還ってきます。」

一問一答方式の採用

従来の本会議の一般質問は、あらかじめ質問者が要旨を提出し、当局は調査日を設けて答弁書を作っています。本来は質問項目でいいのですが、答えの正確を期するために原稿全文を出すことになっています。従って本会議を傍聴した人には、単に間違いなく原稿読み上げだけの儀式ではないか、という批判があることも事実です。

合併後の議会活性化策として、一問一答方式が議会運営委員会で検討され、今議会から採用されます。一問一答とは、国会の予算委員会でテレビ中継される論戦形式です。質問者の問いに対し、担当者がそのつど答えますので、質問者や内容によっては政策の真意にまで肉迫ができます。

一般質問の年一回制

今までは原則自由でしたので、一人や少数会派には有利でした。最大の自民党会派では多くて年2回が精一杯です。48名の機会を均等にする趣旨で、年一回になりました。

議会質問の重み

本議会の他に常任委員会や特別委員会があります。が、本会議場での一般質問は議事録に残るなど特別に重要視されます。議場に立ち、当局の政策を質疑し、自己の政策を提言することは、議員に与えられた最高のハレ舞台です。年一回の機会は今まで以上に重いものになってきました。今回からは、従来の一括質問か一問一答にするかは本人の自由です。

それぞれに長短があり、一問一答は、当局に対して確かな材料で新たな政策提言をするという建設的な立場であれば、真の緊張感が生まれるかもしれません。議会活性化として採用した新制度を、活かすも殺すも議員であることを自戒しています。

投稿者 松本弘行 : 2007年06月11日 15:42