政務調査費について
6月議会前に会派の議員と、再び隅田川のエコボートと小田原、浜松、両市の特色あるまちづくりを視察してきました。議員の視察は、事前に相手方の議会事務局を通してあるので、担当者がでて懇切に対応してもらえます。
費用は、歳費とは別途に支給される政務調査費を使いますので、公費による視察といえます。市政にかかわる調査権とそれを保障する政務調査費は、議員に与えられた特典の最大のものです。それ故に、使い方について厳しい目が向けられています。(写真 航空自衛隊浜松広報館)
支給額
地方自治法の規定により地方議会で予算化され、内容は各自治体により条例化しています。富山市は、議員一人あたり月15万円で、会派に支給されます。額は、町村によって0のところもありますが、市レベルでは各自治体の財政状況や人口規模などを比較して横並びのようです。ちなみに金沢市議会や富山県議会は月30万円と聞いています。
支給額のうち、会派の勉強会など共通する運営費を納めた残りは、市政の調査研究や市政報告など広報活動に自由に使えます。が、交際費ではありませんので、飲み食いの費用は一切認められません。したがって視察の食事代も別途支払いになります。
使い方
これまでは、政務調査費自体が有権者にとってよく分からない存在でした。
けれども、昨年末に東京都目黒区議会での使い方が問題化し、先般行われた統一地方選挙の焦点になりました。
富山市議会では、会派内で今まで原則として領収書添付でしたが、今年度から義務づけ、使い方を厳しくチェックしています。ただ報告書は、領収書添付なしで会派全体のものを公表しています。が、添付する県・市が増えつつあります。
身分保障の重み
政務調査費は議員活動に必要な費用ですが、支給額は全国的に減額傾向にあります。
問題にされるのは、目的にそって有効に使われているかどうかです。しばしば、物見遊山視される国内外の視察は、目的をきちんと持って臨めば得るところが多くあり、議員活動の源泉になるものです。
肝心なことは、学んだ内容を政策として議会活動に生かし、その成果を支援者にどう伝えるかにあります。そのため広報活動の資料印刷費や経費は、かなりの額を占めるはずです。議員にとっては今まで以上に、身分保障の重みを真摯に受け止め、支持者の方々へ活動内容をお知らせすることが、強く求められる時代になってきました。
恵まれた立場
富岩運河周辺に電動エコボートを運航して、水辺の魅力を探る社会実験が、この秋に試みられます。水辺は景観だけでなく環境を考える格好の場です。今回参加した議員は、そのことを実感してきました。
もうひとつ、移動の待ち時間を利用して、航空自衛隊浜松広報館を見学しました。日ごろは当たりまえ視される国の安全体制の最前線を垣間見るいい機会になりました。
投稿者 松本弘行 : 2007年05月24日 11:26