晩秋の見聞
11月に入っても東奔西走しています。行政視察先で有名観光地やイベントに出会えば積極的に見ることにしています。そんな中で私のライフワークのひとつ、観光振興について感じたことをお伝えします。
大道芸ワールドカップin静岡
静岡市で開催され、11月3日文化の日を中心に4日間で228万人の人出とのことでした。15回目を迎えるまで紆余曲折があっても、関係者の努力で定着した成功イベントの代表です。大道芸といえども実に多彩で楽しく、世界の一流が競えばなんども見たい魅力をもっています。日本三景のひとつ安芸の宮島は年間で220万人前後、富山の立山アルペンルートは、年間で100万人といっています。名所や自然景観を売りにする観光にくらべ、短期イベントとしては驚異的な集客数です。この種の催しを他都市も狙いますが、あくまでもその土地の気候や風土にあった独自なものでなければ成功はしません。
水の街・三島
富士山裾野の伏流水で知られる三島市は水景の美しい街です。なかでも柿田川は市内の公園が水源地で、湧水の様子をじかに見ることができます。市の中心を通る川にもそれぞれ美しく見せる工夫が見られ、市民の思い入れが感じられました。駅からのタクシーで運転手さんが、かってあった市内軌道に触れ、富山のライトレールやフィーダーバスを高く評価したのにはびっくりしました。誰もがふるさとを誉められればうれしくなります。運転手さんの勉強ぶりがまさに観光の最前線であることを実感しました。
ゴミの始末
毎日出されるゴミは、燃えるものと燃えないものに分けて、それぞれ資源化しています。燃やしても灰が残り、どうしても再利用できない石、かわら、やきもの類などと一緒に最終処分場に運ばれて埋め立てられます。以前はゴミ捨て場といい、山あいの沼地や川原をつかって埋め立てていました。いまは、決められたものしか持ち込めません。
最終処分場
灰と限られた不燃物だけにしても、都市が肥大化すれば出される量は膨大です。いまや、ゴミの捨て場が社会問題となっています。富山市もごたぶんにもれず指定地化することは、迷惑施設として敬遠されます。富山市の隣接市町村で広域圏を設け、場所と処分方法を話し合っていますが、最終結論には至っていません。広島にある最新施設を視察しました。
クローズド型のゴミ捨て場
問題は、いかにゴミ溜め場から浸透した雨水を出さないかにかかります。クローズド型とは、屋根で覆ってしまうことですが、施設が大きくなれば建設費も当然に比例します。最終処分地は、これから一年間調査した結果待ちですが、市内で作るとすれば処理の安全な施設でなければなりません。ただ、隣県との広域的な視野での検討もあわせて、とかく我が家から出た先を忘れがちなゴミの始末を、慎重に見守って行きたいと思います。
投稿者 松本弘行 : 2006年11月20日 10:39