「海フェスタとやま」に関連して
海と港に親しむ「海フェスタとやま」に秋篠宮殿下が見えられ、市関連の二つの施設に同行しました。2月にもお迎えしていますが、お人柄はきわめて気さくで爽やかな印象をもちました。特に福祉施設では、熱心に説明をきき、ていねいに言葉をかけられ、おおよそ儀礼的とは遠いものです。市民こぞっての歓迎ぶりからも、皇室の存在を理解するいい機会でした。
流木問題
海のフェスタ開催中、雨にたたられたことは皮肉です。が、河川と港の関係を考えることで意義がありました。半月前に地域の人たちと神通川第二ダムと発電所を見学し、あわせて上流と周辺の森林の話しを聞いたばかりです。その際ダム一面の流木に驚ろかされました。
「海の日」に遊覧船で富山湾を周遊しましたが、神通川河口の濁流のすさまじさと流木の多さに息をのみました。さっそく先日のダムの状況を見に行ったら、あれだけの流木が跡形もなくなっています。案の定、岩瀬浜や氷見の海岸にダムの流木が再現していました。
川上と川下
この問題は、ダムの放流という単純なものでなく、上流の森のあり方が問われるものです。ダム一面の流木を見たとき、誰もが始末の大変さと根本から何とかしなければと実感したはずです。水源地の荒れようは、水害などで平地の都市部に住む人の生活に大きな影響がでますし、富山の味覚を担う富山湾の漁業と密接な関わりがあります。いまや合併そのものは、広大な市域全般に目配りをする市民意識が求められています。
整備が進む富岩運河
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写真の天門橋の左側は、いま野鳥観察場と小運河の工事が急ピッチで進められています。10月8日の運河まつりを目ざしておおよその格好がつく予定です。今にして思えば、県はよくこれだけの長大な運河を残し、整備してきたものと感嘆せざるをえません。
富山ライトレールはいまや全国区の事業として注目されています。富山駅を出発するポートラムは、まわりの近代的なビル街の風景とマッチして、乗るひとも見るひとにもエキゾチックな気分にさせます。しかし、その近くにそれに劣らないシャレタ水辺があることが意外と市民にも知られていません。
ライトレールと遊覧船で循環
運河がまだ未整備であることも一因ですが、散策するにも長すぎることがあげられます。時間に追われる現代人には機動性は必要です。地元では県の協力をえて、運河まつりに遊覧船を浮かべる企画を進めています。もし実現するなら富山の新名所になるでしょう。とくに夜景を楽しむナイトクルーは、忽然と現れる都市美に驚嘆するはずです。
投稿者 松本弘行 : 2006年07月21日 17:53