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全国産業観光フォーラム参加報告書

日本の近代を築いた産業(ものづくり)の経過や現状、未来を学び、体験することで観光の新しい分野を切り開こうとする産業観光先進地でのフォーラム(第5回)

場所 : 八戸市 八戸グランドホテル
日程 : 10/20 記念講演、パネルディスカッション、3分科会
   : 10/21 4視察コース
主催 : 実行委員会、青森県、八戸市、八戸商工会議所、(社)日本観光協会 他
参加 : 5名(市議会観光振興議連 松本弘行、小沢正明、富山商工会議所 3名)

● 当フォーラムの趣旨と経過
日本の近代を築いた産業(ものづくり)の経過や現状、未来を学び、体験することで観光の新しい分野を切り開こうとする産業観光先進地でのフォーラム(第5回)
第1回が名古屋市(H13)、第2回浜松市、第3回鹿児島市、4回札幌市から参加。

● 内容
記念講演のあと「八戸地域の産業観光資源とその可能性」について記念パネルディスカッション。八戸地域の主たる産業は水産業だが、非鉄金属を中心とする優れた工業集積地域であり、パネラーからは環境・エネルギ—都市への展望と食を組み合わせた観光の将来性が提案、議論された。国認定の新エネルギー実証研究プロジェクトやエコタウン、国指定のリサイクルポート、近隣には六ヶ所村を中心とする原子力関連施設や最大級の風力発電施設を控え、国内有数のエコ関連の先進地であることが紹介された。


● 分科会と施設見学
3分科会「地方都市の産業観光を考える」「環境をテーマとした産業観光」「食をテーマとした産業観光」5名分散して参加。翌日の視察は「原子燃料サイクル施設と先端環境科学」に松本、小沢「八戸の水産と新エネルギープロジェクト」富山商工会議所3名参加。

八戸は魚の町として全国に知られていても、観光地としてのイメージはない。かたや特区認定を受けるほど工業都市としての集積があり、全国から人を呼ぶのに食(魚介・農産物・郷土料理)とどのように結びつけるかが課題として議論。環境を中心にした工場見学は予備知識がなければ難しくて面白みに欠ける。中でも原子力関係施設は専門的で重い。

観光は物見遊山の遊び要素が必要。学習・体験型の産業観光は食の欲求を満たし近辺の名所旧跡をアレンジすること、環境・エコ関連施設は自然の環境保全を身近な事例で分かり易く解説できる語り部(観光ボランティア)の養成が不可欠、などの指摘があった。

全国フォーラムのさきがけとなった新居浜市の経済部長氏談「このような盛況は5年前(平12)には想像できなかった。フォーラムの開催は地元の自覚、人的なつながり、ネットワークの形成など産業観光都市としての弾みがつく。まちづくりそのもの」

食よし、自然ゆたか、産業盛ん。富山市は全国フォーラム開催の条件を整いつつある。新幹線開業を前にして観光振興は必須。開催時には受け入れ企業の理解と協力、面白くするストーリー性、なにより県民の観光マインドの醸成が急務。 (文責 松本弘行)


 

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投稿者 松本弘行 : 2005年10月24日 20:48