運河の水辺空間とLRTを活かしたまちづくりに取り組む富山市議会議員・松本弘行のWEBサイト

二つの地域行事から

7月から8月は、他人にとってはどうでもいいことでも、私にとっては緊張する地域の行事が続きます。その中から二つ。

■ 手づくり立山登山
校区ふるさとづくり事業のひとつとして、小学生もふくめた「ふれあい立山登山」はすでに4回目。特徴は、小学校PTAが主催し、毎回、雄山登頂の外に近辺の山歩きを加えています。とにかく事故は絶対に禁物、新コースはあらかじめ下見を実施。山好きな世話人15〜6人を確保し、事前打合せなど万全を期しています。今回は奥大日岳往復が目玉でした。
 
● リーダー適格の行政マンと学校の先生
参加の市職員の方に山好きを見込んで即、世話役をお願いして随分助かりました。小学校の先生もよく面倒をみられます。考えてみたら役人や先生は人扱いが仕事。地域の隠れた人材としてこれからは積極的に地域行事に参画してもらわなければなりません。

● 70代女性の果敢な挑戦
奥大日岳の健脚コースに女性高齢者の方が完登されたのには、正直おどろきました。ベテランリーダーたちが雪渓上のサポートをするなど事前の打合わせが活かされました。

● 地元を知ろう
もうひとつは、先ずふるさとを知ることが大事という趣旨で「ふるさと講座」を実施しています。年間テーマを設け、講演中心でなく現地にまで足をのばして、説明だけの単調さを避けるようにしています。今年のテーマは「水辺をさぐる」。5回目(10回予定)は富岩運河周辺に集中している水施設のいくつかを見てまわりました。

● 富山市上下水道局のまわり
富岩運河といたち川がもっとも接近する上下水道局手前の新四谷橋の周辺は、あらゆる水施設の見本市といえます。中でも今回の目玉は、北電OBの友人にお願いして、普段見ることができないアーバンビル地下の地域冷暖房の仕組みとプラント現場の見学でした。

● 地域熱供給システムのこと
富山駅北大通りの太平橋下と下流のラバーダム下手に何の変哲もない取水抗があります。これはいたち川の水と大気の温度差を利用した地域冷暖房のための取り入れ口。大気と河川水のたった3度C位の熱源を熱交換して特定区域の巨大ビル(オーバードホール、アーバンプレイス、キャナル・C・ホテル、日赤)の空調をまかなっています。まさに現代科学の驚異といわざるをえません。参加者40人余りの大半の方は説明を受けても、キツネにつままれているようでした。

● 富山駅周辺に拡大を
私が議員になりたての頃は富山駅北の都市計画が本格化したときでした。私はクリーンな未利用エネルギーを活用するこの事業採択を強く支持しました。河川水を使うという手法は、全国でも珍しく採算の問題もあり微妙でした。県と北陸電力の決断いかんでしたが、結果的に採択したことは水の王国を標榜する富山県としては英断だったと思っています。

投稿者 松本弘行 : 2005年07月26日 20:39